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アジア

タイ人の彼女と初めてラオスに旅行に行った話 vol,3

2023年02月18日(土)

タイ人の彼女と初めてラオスに旅行に行った話 vol,2」の続き。

PM2:34
「パトゥーサイ」を後にして「ワット・ホーパケオ」に行くことになった。ワット・ホーパケオは1565年にセーターティラート王の命により建立された寺院で当初は王の祈りの場所として建立された寺院でしたが、1779年にシャム王国との戦争により建物は焼失し、エメラルド仏は持ち去らたとか。

それで1936年に現在の建物がフランスによって再建されたらしい。入場料は1人30000キープ(約240円)。撮影禁止エリアで興味深い像がたくさんあったけど撮影できなかったので写真がないのが残念。歴史を感じるよいお寺だった。

PM2:55
「ワット・ホーパケオ」の向かいにある「ワット・シーサケット」にも行った。ワット・シーサケットは1551年にセーターティラート王によって建立されたと伝えられるヴィエンチャン最古の寺院です。1818年(1824年説有り)に建設されたもので、その時代から残っているのはワット・シーサケットだけ。

ワット・シーサケットには全部で6840体の仏像があると言われてて、彼女とグルッと一周したけどどこを見ても仏像があるとゾッとする。

あと本堂は撮影禁止だから撮影してないんだけど、本堂内にお祈りで使うロウソクと花があった。彼女が箱にお金を入れて、ロウソクと花を2セットとって、自分に絨毯の上に来るように言って、お祈りの仕方を教え始めた。手を合わせるだけかと思ったら、ロウソクに火をつけて台に花と一緒に置いて、呪文のようなタイ語を唱え始めた。ボーと見てると「私の後に真似して言って!」と言われて、言われるがまま真似をしてお祈りをした。

彼女は神様より自分を信じてるタイプだけど、そんな彼女でも年に何回はお参りに行くらしい。「タイ人にとって仏教って何?」って聞いたら「生まれた頃から当たり前にある文化だ」と。年齢が上の人は毎日行くらしいけど、若者になってくると信仰心が薄くなってるらしいけど、何かにすがれる人は幸せだって昔母さんが言ってたけど大人になってその気持ちがわかる。

けど、結局神様は横に寄り添ってくれるだけで、行動するのは自分だからって僕は考えてるから神様は信じるけど結局は自分と思ってる。だけど、書籍と違って、目に見える形で普通の人間では到底作れないだろう仏像を目の前にしたら信仰したくなる気持ちもわからなくはない。

PM3:32
「Keiはどこか行きたいところないの?」と彼女が突然聞いてきた。今回の旅行は何もプランしてなかったけどラオスに美術館や博物館があるかはめちゃ気になってて、どこかのタイミングで1人でも行こうと思ってた。とりあえずググってみたら「ビエンチャン現代美術館」っていう怪しい現代美術館が8km先に発見。ドライバーは面倒そうな顔をしたけど、こっちは800000キープ(約6400円)払ってるだからお願い!ってことで行くことになった。

「ビエンチャン現代美術館」は実は個人が所有してる美術館で正直個人が所有してるとは思えない大きさの美術館でビックリした。

お客さんが少ないこともあって、スタッフの人が案内をしてくれることになった。ガイド付きで100000キープ(約790円)なら安い。

造形物がメインの展示で絵画もちらほら。ガイドの人がラオ語で説明して、彼女がそれを頑張って英語に直してくれてた。話によると数年前に火事があったらしく、結構な作品が火の中にあって、一部黒く焦げてしまったんだけどその黒くなった部分がまた良い味を出してて良かった。

個人的に七福神みたいな像が好きで一緒に記念撮影。めちゃ笑顔。

絵画もラオスの歴史や民族衣装を表現した作品が展示されてて色使いが綺麗だった。

200年前のラオスの現地の人たちの生活風景を描いた絵画は良かった。「たった200年前か…」って思うと時代の進化ってすごいんだなって改めて思った。

ラオスのアートはニューヨークとは全く違って、文化色が強くて、ラオス感が楽しめて楽しかった。2回目行くか?と言われたら行かないけど、1回目なら楽しいし、彼女もラオスの文化を知りたかったから色々聞けて満足そうだった。

芸術を好きになってくれたらもっと趣味が合うから嬉しいなって思いながらも押し付けは良くないので楽しかったねくらいで話をやめて、一旦ホテルに戻ることにした。

そういえばホテルに戻るときにトゥクトゥクに書いてあった禁止事項の一番右(虎は抜く)がなんの禁止行為なのか全くわからなかったからTwitterで聞いたけどフォロワーさんもわからなかった。誰かわかる人がいたらTwitterで連絡もらえると嬉しい。

ホテルに戻ると彼女がさっき両替した3000B(約12000円)がもう無いと言い始めた。彼女は「ラオスは破格で生活できるから安心して!」と言ってたけど、まさかの移動費がこんなにもかかるとは彼女自身も想像してなかった。だけど、僕は彼女と出会ってからお金は全部渡して、必要な分だけ彼女から貰うって生活をしてるから今回もお金は持ってきてなかったし、クレカのキャッシングも限界までちょうど使ったところだからお金は出せなかった。

…まだ1日目なんですけど。

ラオスの暑さと想像以上にぼったくられて手元にほぼお金がない状態の2人。スマホの充電もなかったから一旦と落ち着こうってことで夜予定してたナイトマーケットまでホテルでゆっくりすることにした。次の記事でナイトマーケットの紹介をするんだけど、驚くのは2日目の行き先よ。

急に知らん田舎に連れてかれんたんですよ。

またこの話は次の記事で書きますので、お待ちください。

(次の記事:タイ人の彼女と初めてラオスに旅行に行った話 vol,4


※この記事は2023/02/18に公開した情報になります。
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この記事を書いたのは...

【街路ch出演】ニューヨーカーと出会って1週間で結婚し、ニューヨークに移住。しかし、2年で離婚し、その後8年間ニューヨークで波乱万丈な生活を一人で生き抜きました。10年後、パタヤでゴーゴー嬢と結婚し、タイに移住。かつては有機大麻農家として働いていましたが、現在は大麻盆栽家に転職しています。大麻盆栽「Wabi sabi」では、環境に優しい有機肥料やミミズの土を使用し、廃材や苔を活用して、持続可能な未来を目指しています。自然との共生を体現し、大麻盆栽を通じて新しい視点を提供しています。詳しい自己紹介はこちらから。

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