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アジア

タイ人の彼女と初めてラオスに旅行に行った話 vol,4

2023年02月28日(火)

タイ人の彼女と初めてラオスに旅行に行った話 vol,3」の続き。

PM5:56
両替したラオスのお金をほぼ全部使ってしまい、両替をしようにも交換率がめちゃ悪い理由から彼女もどこでやればいいか悩んでたし、自分もクレカのキャッシング使いたかったけど、タイでほぼほぼ使ってて、まさかお金が足りなくなると思ってなかったから支払いをしていなかった。今から急いでも次の週の月曜日からしか使えない状態だったから焦っても意味ないんだけど。

とりあえずまだ少しはお金があったからナイトマーケットに行って安いご飯を食べようって話になって「ビエンチャン ナイト マーケット」に行くことにした。

「ビエンチャン ナイト マーケット」は衣類を売ってる屋台が100店舗くらいとフードが20店舗くらいのお店が並ぶナイトマーケット。あとここヴィエンチャンは地元の人たちの買い物の場所になっているようで、お店の数も多く日用品なども売られた。

タイにあるナイトマーケットに似た感じの物が売ってたけど値段的にはラオスの方が安い。

値段が記載がある場合はぼったくられることはないと思うけど、言い値の場合はぼったくられる可能性もあるので色々な店舗で値段を確認してから買った方がいい。

PM6:43
ラオスには5日くらい滞在するはずだったから安い服を何か買おうと思ったけど、彼女が「明後日パタヤに帰りたい」と言い始めて、「それなら服いらないね」って話になって結局何も買わず。お腹が空いたらしく「何が食べたいの?」と聞いたら「タイ料理」と即答。まぁラオス料理とタイ料理は近いから食べれる物たくさんありそう。

僕はパッタイを食べて、彼女は名前のわからないタイフードと雛になる直前の卵を茹でた卵食べてた。ラオスやタイではラーメンの太麺か細麺か選ぶくらいの感覚でみんな食べてる。前に毛少し生えてるくらい成長してる雛が入ってるやつを見たことあるけどあれだけは食べれないな…

彼女が食べ終わったのを確認して「次どこ行く?」って聞いたら「ライブバーでラオスの音楽が聴きたい」って言って、Googleマップを見ながら海沿いを歩き始めた。海沿いを歩きながら「数ヶ月前までタイ人と結婚して、タイに移住するとは考えてなかったな」って考えながら海沿いではしゃいでる家族を見ながらタバコを吸っていた。

タバコを吸い終わって周りを見渡しても全然ライブバーっぽい煌びやかな店は見えてこないけど、彼女はあと少しだと言う。彼女のことは大体信じてるけど「あと○分で着く、やる」は日頃の行動から全く信じてない。この時も結局横を通ったソンテウのおじさんに住所を教えたら案の定バイクで10分以上はかかると言われて、1000円とラオ人の3倍くらいの金額を取られたけど夜歩くのも嫌だったので乗ることにした。

走り始めてすぐ2人で顔見合わせて「乗ってよかったね」と縦に無駄に揺れる車体に振り落とされないようにしがみつきながら笑った。

PM8:02
ライブバーと言ってもタイのライブバーと全く変わらない。唯一変わるところ言えば、このライブバーにいるスタッフをお持ち帰りすることができるらしい。

初めは普通のライブバーだと思って2階で飲んでたら、スタッフが1階にいたお客さんとイチャイチャし始めて、「え?どう言うこと?」って彼女の方を見たら彼女が別のスタッフを呼んでくれて、説明してもらったところ、普通に飲んだり、食べたりする以外にカラオケルームがあってスタッフの子とカラオケをすることもできるし、女の子によっては別料金を払うと持って帰れるらしい。2時間のショートが8000円くらいで、ロングが15000円くらいで意外に高いなって思ったのを覚えてる。

帰りも配送アプリを使おうと思ったけど案の定捕まらず、ぼったくられるの覚悟でタクシーに乗って、しっかりぼったくられてホテルに戻った。部屋に戻って外でお酒を飲みながらパソコンを触ってて、酔ってたのもあってドアを開けたまま部屋の中に戻って寝たみたいだった。

AM8:58(2日目)

早朝、蚊の嫌な音で目が覚めた。この部屋は無駄に広いのもあって、蚊が入り込んできてもすぐに見失ったけど、二度寝するにしてもコイツを殺さない限り寝れないってことで重たい体を起こして、蚊と朝5時から戦ってた。全部で4匹殺した甲斐もあって彼女は8時過ぎまでゆっくり寝て、起きてすぐお腹が空いたらしく朝ごはんを食べに行くことにした。

何を食べるか話し合った結果、彼女が折れてくれてホテルのすぐ近くにあったアメリカンの映えるカフェで食べることにした。

久しぶりのタイ料理以外のまともな朝ごはんに大満足。タイ人の彼女と一緒にいることもあって、大抵の食事はタイ料理になるからアメリカンフードを食べれるのは豪華な朝ごはんだ。

朝ごはんを食べ終わると彼女が「ホテルに戻ったら荷物をまとめて、チェックアウトして移動しよ」って言った。僕はてっきりヴィエンチャンにずっといるのかと思ったけど、どこか違う場所に行くらしい。言われるがまま、ホテルをチェックアウトして、ホテルが用意してくれたぼったくりのタクシーに乗って、知らないバス停に下された。

この時は不安というよりもどーにでもなれ的な気持ちだった。30分ほどバス停で待ってたらバスが来て、バスに乗り込んだ。

PM:0:11

もう1時間はラオスのよくわからない民謡が爆音で流れるバスに乗ってる。まだ到着する様子はなく、何もないまっすぐ続く道を走ってる。彼女も僕の膝に頭をつけて、寝てるし、周りも爆睡してた。

窓の外を覗くと牛っぽい動物が昼ごはんを食べてた。日本でもニューヨークでも見ない光景が目の前に広がっていて、「これから自分はタイにこの子と一緒にずっと住むのか…」と彼女の寝顔を覗き込んだ。不安もあるけど、楽しみの方が大きいから大丈夫だろう程度に軽く考えることにした。

人生は深く考えたらダメだ。たった100年生きても何も世の中に影響なんてあえられる人は極一部で大体の人は「人生のレール」に沿って生きて、死ぬ。そんなつまらない人生を歩きたくないなら人生は深く考えてはダメだ。軽く考えて、本気で動けばなんとかなる。死にやしない。

PM2:41
考え込んでたら寝ていたみたいで、彼女の「Hey!」の声で起きた。スマホの時計を見たらさっき起きた時から2時間経ってた。そして眠い目を擦りながら、外に出て驚いた。

…ココ、どこっすか?

どうやらヴァンヴィエンって街に来たらしい。

ヴァンヴィエン はラオスのヴィエンチャン県にある町である。人口およそ25,000人。町は、ルアンパバーンからビエンチャンまでの主要な南北幹線に位置する。ナムソン川と緑豊かな山々にかこまれた静かな佇まいを持つ町であるが、1990年代に入り観光地化が進められバックパッカーが多い。ラオスの主要な観光地のひとつとなっている。

彼女も初めて来た場所らしくて、キョロキョロしてたから「とりあえずタクシー呼んで、ホテルまで行こう」と言うと「もう移動のお金がない。どこかで両替しないといけない」と。前も書いたけど僕は全部お金を彼女に預けてるので自分がお金を持ち歩いてることは少なくて、今回も彼女がお金を全部持ってて、ある程度は両替してるだろうと思ったら全然してない状態のまま今ヴァンヴィエンの何もない道を”多分あっちだろう”くらいの感覚でホテルがあるだろう方向に歩いてる。

歩いてる途中でレストランが何店舗かあったけど、僕たちにはそんなところで食べるだけのキャッシュがない。

手元にあるのは残り300000キープ(約2400円)だけ。

PM03:01

とりあえず何か食べないと動けないってことで道端にあった安そうな屋台でガッパオライスとコーラで40000キープ(約330円)と意外と普通にいい値段取ってきたからビックリした。

ご飯を食べながら彼女がスマホで何かを調べてて、「何調べてるの?」と聞くと「バイクがないとこの街は動けないから、いつか借りるなら残りのお金でバイクを今近くで借りて、ホテルまで行こう」と言ったから「up to you(任せるよ)」と一言だけ答えた。

PM3:34
ご飯を食べ終わって、外で一服してたら横がバイク屋だったので1日レンタルの値段を聞いたら一律で19500キープ(約1630円)で僕たちの手持ちが20000キープだったのでギリギリ払えた。残り500キープ(約4円)の財布を見て、2人で笑った。

バイクだとホテルまでたった3分で到着した。この炎天下であれ以上歩いてたら倒れてたかもしれないと思うとあのタイミングでバイクを借りたのは正解だね。だけど、手元には500キープ(約4円)しかない。この後、どうなるんだろうか?と言うのは次の記事「タイ人の彼女と初めてラオスに旅行に行った話 vol,5」で書いてる。


※この記事は2023/02/28に公開した情報になります。
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この記事を書いたのは...

【街路ch出演】ニューヨーカーと出会って1週間で結婚し、ニューヨークに移住。しかし、2年で離婚し、その後8年間ニューヨークで波乱万丈な生活を一人で生き抜きました。10年後、パタヤでゴーゴー嬢と結婚し、タイに移住。かつては有機大麻農家として働いていましたが、現在は大麻盆栽家に転職しています。大麻盆栽「Wabi sabi」では、環境に優しい有機肥料やミミズの土を使用し、廃材や苔を活用して、持続可能な未来を目指しています。自然との共生を体現し、大麻盆栽を通じて新しい視点を提供しています。詳しい自己紹介はこちらから。

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