あっという間に気付けばニューヨークに戻って1ヶ月が経ってました。6月末に日本に帰国する予定が仕事の関係で9月くらいまでいないといけなくなりそうな気配…まぁ仕事が順調に上手くいってる証拠だからいいんだけどね。
地下鉄でボーと考え事してたら「Stand clear of the closing doors, please!(閉まるドアから離れてください)」って、アナウンスが聞こえてきた。昔は何を言ってるか全くわからなかったけど、いつも聞くたびに「今、ニューヨークいるぜ〜」っワクワクしてたのが懐かしい。あの感じ、忘れたくないな
— Kei | 小さなニューヨーカー (@smallnycer) June 17, 2021
そういえばこの間、地下鉄に乗ってたらフッとアナウンスが耳に入ってきた。普段は全く気にならないんだけど、この時は何故か気になった。
あれは20代前半の頃だったけな。日本の環境が嫌すぎて、ニューヨークに逃げるように渡米した時に到着してすぐ地下鉄の中で聞いたアナウンスは何を言ってるか全く理解できなかったけど、ニューヨークにいることが実感できる瞬間で好きだったな。
もうあの頃のワクワクする僕はいないけど、なんとなく感覚が思い出せた気がして嬉しくて1人クスッと笑ってた。
先週はタイムズスクエアにフラッと立ち寄りました。実は戻ってきてから初めてのタイムズスクエア。写真を見てわかる通り、人はどんどん戻ってきてるし、偽物キャラクターも先週よりも増えた気がします。去年は経済が死んだ体感したけど、今年は経済が回復する体感をすることが出来そうだ。
タイムズスクエアはパブリックアートがよく開催されていることで有名で、去年はコロナの影響もあって少なかったけど、もう今年は回復してパブリックアートが展示されていました。アートの力って偉大だなってコロナ禍で本当に痛感しました。アートが近くにある生活は本当オススメ。
インスタで紹介しましたが、実はタイムズスクエア限定のスターバックスアイテムがあって、その写真が撮りたくてチラッと寄りました。詳しくはインスタで紹介していますので、そっちを見て下さい。
日本から帰国する時は「よーし、毎日ステーキ食って、ダイエットだ」とか意気込んでたけど、結局肉に飽きて、魚や野菜中心の生活をこの1ヶ月している。米も抜いてるから体重は落ちてるからいいんだけど、やっぱり1ヶ月を過ぎると日本食が恋しくてたまらなくなる。
海外旅行に行く時は「日本食は海外で食べない!」とか意気込んでるのに、ほとんどの旅行者が数日後には恋しくなる「日本食恋しい病」は海外移住しても治りません。なんなら高いと分かっていても日本食を買ってしまうため、食費も結構バカにならないから海外移住もなかなか辛い。よく海外移住の一番嫌なのは?と聞くと「美味しい日本食が食べれない」っていうけど、あれは本当。安くて、安心して美味しい日本食が食べられる日本はすごい。
日本とはメニューも異なってて、日本在住の人からしたら面白いかも?何故かメニューにステーキって書いてあったけど、僕はラーメンと決めたからラーメンを頼むことにした。
せっかくだったら赤丸や白丸じゃなくて、変わったラーメンが食べたいってスタッフに言ったら「味噌ラーメン」を勧められたからそれにした。一風堂ってスープが本当に美味いよね…デブになるって理解しても飲んでしまう。麻薬だよ、これ。
あと海外の店舗限定で販売されている「Pork Buns」も食べたよ!ジューシーなチャーシューを柔らかいのバンズで挟んだ相性抜群でめちゃ美味かった。
「日本では販売しないのですか?」ってマネージャーに聞いたら、昔日本で販売したけど、餃子の方が人気で売れなかったとか。あと、ニューヨークの店舗には餃子がメニューにないから「Pork Buns」を注文する人が多いとか。実際に食べたけど、あのバンズの柔らかさとジューシーなチャーシューは反則だわ、普通に美味かった。
久しぶりに炭水化物取ったのもあって、体が重いのが分かったけど「日本食恋しい病」は落ち着いていた。
多分あと数日したらまた発病するだろうけど、その時は日系スーパーで好きなものを買おうと思う。だって、あのラーメン19ドルもするのだから。日本食を外食で食べるのは贅沢なことなんで、何か良いことがあった時にしかしないって最近決めてるんです。毎日美味しいもの食べたら美味しさがわからなくなるって良く聞くじゃないですか。
もしニューヨークの一風堂に興味ある方は「デートで使われるのがニューヨークでは定番?1時間待ちが当たり前の一風堂でラーメンを食べてみた」の記事を参考にして下さい。
Ippudo Westside
321 W 51st St, New York, NY 10019
満腹のまま、運動がてら32stまで散歩。8Aveの壁には大きな壁画が定期的に描かれているんだけど、今回は医療従事者の人たちに向けたメッセージだった。メッセージ系のアートは去年たくさん見た。街が死んでる中で必死に戦ってくれている医療従事者のことをニューヨーカーは見捨てなかった。色々な形で応援し続けた。
去年見た時は「あー、いつ終わるのだろうか…」とネガティブな感覚だったけど、今は「もう少しで終わる!頑張ろう!」ってポジティブな感覚。
もうすぐニューヨークはコロナが明けて、普通の生活にまた戻る。あのエネルギー溢れるニューヨークが戻ってくる!そんなことを町にいると肌で感じる。去年の空っぽのニューヨークが嘘みたいにも思えるけど、大丈夫。あと少し、頑張ろう。
※この記事は2021/06/20に公開した情報になります。
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