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人と違う道を選んでみたら"チルい人生"だった


日記

ニューヨークって色々な色が混ざってるパレットみたい

2021年08月13日(金)

ニューヨークって変な街だよなって長年住んでいても思うことがある。

チャイナタウンやリトルイタリーのように特定のエリアに移民が固まって住んでいるエリアがニューヨークにはたくさんあって、どこの国の人も個性豊か、且つ、ちょっと日本人的な感覚で見ると信じれないことが当たり前に起こる。

移住前は”ヤバい奴らいるな”くらいでしか見てなかったけど、ニューヨーカーと結婚してからは好奇心からさまざまな国の人の価値観を知ろうと観察するようになった。だけど、僕は嬉しかった。固定概念を壊すには好奇心が必ず必要だからね。

「ニューヨークに行けば、固定概念なんてぶっ壊れるよ!」

ニューヨーク好きなら誰もが口に1度はしたことある言葉。僕も長く住んでいるけど、たまに冷静に周りを見渡すとそう思う時がある。そんな時に「当たり前ってなんだろう?」って自分を疑って、また1つ新しい価値観が見つかる時もよくある。

そんな時に固定概念がどれだけ自分の人生の選択肢を狭めているかにも気付く。

チャイナタウンの日常

新しい価値観と触れ合うのはすごい好きなんだけど、昨日チャイナタウンのカフェでお茶してる時に目の前で起きた10秒くらいの光景は処理しきれなかった。

ソーホーのBroadwayをダウンタウン方向に歩いていくと偽物を売っている中国人の集団とがたくさんいる。たまたま昨日座った席が彼らの行動が全て見える特等席だったので、どんな人をターゲットに声をかけるのか?売るセールストークがあるのか?など色々観察してた。話しかけるのが50代以上の白人女性と20,30代の黒人女性への声かけ率の高さが異常に高かったのが面白かった。

フッと彼らの背後から50代らしき白人夫妻が彼らに声をかけてきた。「営業しないで売れるとか最高じゃん!」と遠くから思っていたけど、数秒後には「高すぎる!こんなに高いならいらない!」と激怒する奥さん、そんなの関係なしにスマホの電卓アプリで「ファイナルプラーーーイス!プリーズ!」と叫ぶ英語ができない中国人の女性。この中国人のビジネススタイルは世界共通。

いつものことながらすごい。チャイナタウンには本当に英語が全く話せない人もたくさん仕事してる。生きる生命エネルギーが違いすぎるのをチャイナタウンに行くたびに感じる。

そんな光景を見てたら視界の右側から黒人の配送業者の若い兄ちゃんと左型から同年代くらいのグラマラスな体型の女性が入ってきた。兄ちゃんは視界に入った瞬間から向かいから歩いてくる女性をガン見。そして、すれ違う時にその場に立ち止まり、映画のワンシーンのように下から上までチェックして、時が止まったかのように凝視。

そんな彼女を見て「女性って大変だな…」って思ってたら、小走りでアジア人の警察官2人組が偽物が道端に散乱してる中国人たちのグループの横を走ってカフェの中に消えていった。全く注意をする素振りもなかった。だけど、これもココでは日常的な風景。

色々な価値観が10秒くらいで一気に入ってきて、情報処理ができなかったし、何ならなんでもありな感じを目の当たりにして途中で笑ってしまった。こんな時は「色々な人がいるんだな」って自分に言い聞かすようにしてる。

マジでチャイナタウンはニューヨークの中でも異世界な場所だ。

そんな光景を横目に僕はカフェの経営者と新しい未来プロジェクトの話を打ち合わせして、ロウアーイーストのギャラリーで1時間ほど作品鑑賞。どうしても大人になると固定概念が強くなって、発想が狭くなる。ニューヨークには知らないさまざまな尖った価値観が色々な場所で溢れ落ちてるからこそ、新しい価値観とは絶えず出会い続けたい考えに共感できる人はニューヨークはドンピシャな街。

もしその考えに共感出来るならタイミングを見て、ニューヨークに行こう!

18歳の当時の僕のように今まで見つからなかった自分が見つかるかもよ。


※この記事は2021/08/13に公開した情報になります。
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この記事を書いたのは...

出会って1週間のニューヨーカーと結婚、2年目で突然離婚&ホームレスから起業して生き返って、コロナで再び事業死亡から新規事業で借金返済して、新規事業調査で訪れたタイで出会って1週間のタイ人と結婚みたいな波乱万丈な人生送ってます。詳しい自己紹介はこちらから。

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