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自己紹介

(12)出会って1週間のニューヨーカーと結婚した話 – ニューヨークで生き抜く為にWebメディアを立ち上げる

2021年02月01日(月)

前回の「出会って1週間のニューヨーカーと結婚した話 – アメリカ永住権取得までの険しい道のり」の記事の続きです。

無事アメリカの永住権を手に入れた自分は物価の高いニューヨークで生きて行く術を見つけないといけなかった。

今考えてもよくニューヨークに移住を決断したなと思う。結婚を決めたときは英語も何も出来なかったし、なんなら日本国内の住む場所を変えたくらいの感覚でニューヨークに移住してしまったというのが本音。そんな楽観的な考えしか持ってなかった自分は移住してすぐ「収入」と「英語」の壁にぶち当たった。

例えば家賃は日本の3倍以上で、物価も日本よりも高いものが多いので普通に生活するだけでも毎月30万以上必要だった。英語ができない僕は必然的に就職するなら日系になるんだけど、海外の日系の多くが考えが古かったり、Webの必要性を感じない社長が多くて就職先がなかった。だから、僕は起業して、自分で仕事を作ること決めたのもココに大きな理由がある。

だけど、正直英語の壁よりも収入を上げることのほうが難しかった。

まずは人を集める影響力が必要だと思い、ニューヨーク在住の日本人が有意義に集まれる場所を作ることにした。当時は異業種交流会や県ごとに集まる会などはあったけど、若者が集まる場所がなかった。

ニューヨークで負けない為に新しいことに挑戦する

そこで始めたのがニューヨーク在住の挑戦してる日本人の人の「光の部分」と「影の部分」をインタビューする交流会「NYクリエイターの会」を始めることにした。この集まりは結果1年間運営して、500人以上が参加してくれたし、参加者同士も繋がったりして充実した会だったけど、運営してる途中で「ゲストをしっかり呼べば、僕じゃなくてもこの会を運営することができるのでは?」と思って、他人ができるものに興味がない僕は何か違うプロジェクトをやることにした。

そこで生まれたのがNYクリエイターの会を通して知り合った仲間たちとニューヨーク観光初めての人に向けて作るWebメディア「NYPG」だった。

当時は日本語で観光系のWebメディアを運営してる企業はニューヨークに一社もなくて、埋もれがちな若手のニューヨーク在住の日本人に記事を書いてもらうことでライターの認知度が上がるだけでなく、企業からの広告費もしっかり取れると予想していた。決まれば形にする為に走るだけ。僕はプログラム部分以外はデザインもコードが書けるのでシステム部分をやってくれる人とライターを探した。

結局30名くらいライターが集まって、プログラマーも2人集まって、これで全てが完璧に行くと思いきや、1ヶ月でライターのほとんど全員が辞めてしまい、プログラマーたちも忙しさから僕1人で運営から管理までやらないといけなくなった。

当時はアフィリエイト(広告収入)の仕組みもわからなかったし、営業力も低かったから収益には一切繋がらない状態で運営をすることになった。このお金にならない作業は2年間続き、2年で407本(1本書くのに4時間かかる計算だと1,628時間)、リニューアル8回、アプリ開発など色々な試行錯誤をしてやっとお金が入るようになった。

ちょうどお金に余裕が多少で始めた時に新しいことをやろうと思って、当時スニーカーブームだったことと自分自身がストリート系の服が好きだったのもあってスニーカーバイヤーになることを決意。この軽い感じで始めたバイヤーの仕事が僕に自信をつけるきっかけになる。

(次の記事:出会って1週間のニューヨーカーと結婚した話 – ニューヨーカーのバイヤーたちと商品を奪い合う日々


※この記事は2021/02/01に公開した情報になります。
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この記事を書いたのは...

【街路ch出演】ニューヨーカーと出会って1週間で結婚し、ニューヨークに移住。しかし、2年で離婚し、その後8年間ニューヨークで波乱万丈な生活を一人で生き抜きました。10年後、パタヤでゴーゴー嬢と結婚し、タイに移住。かつては有機大麻農家として働いていましたが、現在は大麻盆栽家に転職しています。大麻盆栽「Wabi sabi」では、環境に優しい有機肥料やミミズの土を使用し、廃材や苔を活用して、持続可能な未来を目指しています。自然との共生を体現し、大麻盆栽を通じて新しい視点を提供しています。詳しい自己紹介はこちらから。

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