ニューヨーカーと離婚後の生活

「人生って、若い頃に過ごした場所で決まるよ」
ニューヨーカーの元嫁と離婚してから、ニューヨーカーの友達と家でチルして過ごすことが増えた。結婚している時はニューヨークの隣の“ニュージャージー”に住んでいたし、週末は家族と一緒に時間を過ごしていたから、友達とニューヨークで遊ぶみたいな習慣はなかった。だからこそ、その時間は自分にとってどこか新鮮だった。
だけど、ニューヨークとは不思議な街で、日本では出会わない面白い人と出会う機会が本当に多い。
大佐(@dicek_enomoto)と軽く朝散歩のつもりが3時間経ってた。やっぱり経験ある異次元の人の話は飛びすぎてて面白い
— Kei | 借金2000万抱える大麻盆栽家 (@smallnycer) November 17, 2025
日本人で名前が出せる範囲で言うと、元ライブドアの幹部の1人で、ホリエモンの元上司である“大佐”とはニューヨークで出会い、日本の家にも何度か遊びに行かせてもらったり、最近もタイに来られた際に朝一緒に散歩に行かせてもらったり、一緒にチルしたりした。大麻が関係するのでこれ以上名前を出せないのが辛いが、みんなが驚くような人たちとチルさせてもらう機会が多い。
話を離婚後の生活に戻す。
離婚後はアパートを借りて、ルームメイト3人と一緒に生活をしていた。みんな仲が良く、結局そのうちの2人とは4年間くらい一緒に住んだ。そんな我が家には色々な面白いニューヨーカーが遊びに来て、離婚直後の人生をどう生きていこうか悩んでる僕にアドバイスをたくさんくれた。
もう僕は38歳になってしまったが、どのアドバイスも「若者に届けたい!」と強く思うほどの、人生をチートする裏技ばかりだった。是非若者には、これから紹介する裏技で40代以降の人生を少しでもチートしてほしい。
ある夜のことだった。ニューヨーカーの友達が「時間をどこで過ごすかで、人生はチートになるって知ってる?」と言い始めた。何のことかよくわからなかったけど、彼の話を聞くと納得しかなかった。
友達は話を続けた。
「例えば日本の田舎で10年過ごすのと、東京で10年過ごすのでは得られる経験は全然違う。街中にある建物も違えば、企業が広告で使っているお金も違う。どっちの方がエネルギーが高い?そりゃ東京だよね。つまり、エネルギーの高い場所にいれば経験も増える=自然と人間のレベルは上がる。そうは思わない?」
そして彼はこう続けた。
「もしそれが本当なら、今離婚もして、仕事もなくて、どん底にいる君がいる“ニューヨーク”はどうだと思う?」
そう言われた時にハッとした。
ニューヨークは誰が見ても世界で1番エネルギー値の高い場所だ。ニューヨークに一度行ったことある人ならわかるはずだ。生きるとは何かわからなくても、生きる強さを与えてくれる場所だ。何か答えを探している僕に、友達は笑いながら言った。
「だから、君のママは正しかったんだ!ニューヨークに戻ればホームレスになるとわかっていたのに、君を日本から追い出したんだ。僕からすると“よくその選択肢をとった!”とハグしてあげたいくらい」
そう言って、先が赤く燃える太いジョイントを一服して、僕に手渡した。
いつも以上に考えさせられる夜は続いた。友達はこう言った。
「だけど不思議なのが、エネルギーは移動してるんだ。ニューヨークもずっとエネルギー値が止まってるわけじゃない。その前はヨーロッパに集まっていた。なんでわかるかって?エネルギーというのはアートの流れを追うと、自然とどのように動いてるかわかるから面白いんだよ。」
そういえば、芸術を好きになったのもこの友達がきっかけだった。「芸術から影響されて生まれる商品があっても、商品から影響されて生まれる芸術はない。だから有名ブランドの最上階はギャラリースペースになってるんだよ」この言葉も彼から学んだ。
SHOさんの作品、相変わらず素敵だった https://t.co/D0tlMWZ2p2 pic.twitter.com/NgI2hPN6Ri
— Kei | 借金2000万抱える大麻盆栽家 (@smallnycer) December 30, 2025
友達曰く、アートの流れはヨーロッパからニューヨークへ、そして今はニューヨークからアジアへ流れが変わっていると言っていた。実際にアジアで展示をしている知り合いからの話を聞くと、アジアでのアート熱は想像以上に高い。タイ初の国際現代美術館「Dib Bangkok」がバンコクに誕生したことも、その流れの一つだと思う。そして不思議なことに、そのニューヨーカーの友達は今はバンコクを拠点にして、世界中のアートコレクションに顔を出すライフスタイルに変わっている。
ニューヨークで出会って、またタイで再会する。不思議な関係だ。
「えっ、ならニューヨークはもうオワコンですか?」と思う人もいるかもしれない。でもそれは間違っている。ニューヨークだけは別世界の場所だと僕は思っている。確かにコロナ後からニューヨークを離れた人は多いし、トランプの移民政策で母国に強制送還されたニューヨーカーもいる。治安が悪くなったという声もある。
それでもニューヨークは、世界トップの街であり、世界中の“一流”が腕試しに集まる、“移民の街”が成立する唯一の場所だと感じている。毎日巨大な広告費が動き、ブランドがニューヨーカーに好かれる流行を本気で作っている。世界中のエネルギー溢れるアーティストが、今も挑戦しにやってくる。だから20代で今からどうすればいいかわからない人がいるなら、友達の言葉を借りるならこう伝えたい。
「20代、30代はニューヨークでホームレスしてた方が40代から成功できるよ」
少し極端に聞こえるかもしれない。でも本質はそこにある。人に出会うとかではなく、ニューヨークそのものがエネルギーの塊だ。こんなエネルギーまみれの場所は世界中を探しても、ニューヨークくらいしか見たことがない。ニューヨークはお金も動いてるけど、色々な人が夢を持って生きてる街なんだ。
そんな場所に体を置いていれば、必然と色々な経験をする。周りに影響されて、自分も挑戦してみようという人間に変わる。それは自分自身の経験からも間違いないと言える。
大切なのは、少しでもエネルギー値の高い場所に体を置くこと。それを忘れないでほしい。
※この記事は2026/02/16に公開した情報になります。
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「大麻=ネガティブ」を変えるオーガニックギャングスターを見つける為にタイでWebメディアや大麻盆栽、竹製喫煙器具など色々やってる。NYやタイでの波乱万丈な鬱人生は「大麻のそばで、僕は変わる」にて連載中。 大麻カルチャーに名を残すはずが借金2000万抱えてるけど、夢には近づいてる。詳しい自己紹介はこちらから。
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